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新年のご挨拶
19.01.01
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は一方ならぬご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
本来、建築物は多くの人々に利用され、社会活動の拠点でもあるため、世代を超えて長期間存続するものが、我が国では、消費財と同様に捉えられ、社会資源であるとの発想は希薄で短命が半ば常態化していました。
しかし、社会の成熟化に伴い、環境や防災など新たな視点の中で建築の耐用年数もクローズアップされ、建築物はより社会性を備え長寿命化を目指す時代に変化してきています。エポネットでは、以前より建築物を社会的共通資本と捉え、経年劣化により機能性や安全性の低下する建築物を多様な手段を駆使し再生することで人々の豊かな暮らしや活発な産業活動を求めていく「再建築(Re-Architecture)」が、これからの時代のニーズであると考えています。自らも耐震改修設計などを行い再生された1965年竣工(築53年)の建築物が現在の東京オフィスとなっています。
今後も「再建築」を志向する建築設計コンサルティング・ファームとしてお客様から寄せられる建築ニーズに堅実に応えていきます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
2019年元旦